FLOW
01
各種検査・治療計画
インプラント治療の計画を立てるために、患者様について情報をお聞きし、お口を検査します。
現病歴、既往歴などの問診
口腔内写真・レントゲン写真の撮影
口の模型を作成するための型
CT検査などをおこないます。
これらの情報を元に診断をおこない、治療計画を立てます。
02
お見積りをご案内
治療計画を説明させていただいた後、その計画を行う上での診療費などのお見積もりをご案内します。
いくつかの治療計画が考えられる場合は、それぞれのメリット・デメリットを丁寧に説明した上で、それぞれのお見積もりをご提示いたします。
患者様にインプラント治療を行うかどうか、また行う場合はどの計画で治療を進めていくかを選択していただきます。
03
ご契約
インプラント治療を行うことを患者様に決定していただいた場合は、治療の契約をいたします。
このときに、治療の詳細な説明、生じ得る合併症などについての説明もいたします。
また全身的な疾患をお持ちの場合は、内服薬などについて、主治医と相談させていただく場合がございます。
04
インプラント手術
インプラント手術は、静脈内鎮静下にて行います。全身麻酔のように完全に意識がなくなるわけではないですが、点滴から鎮静薬を使用することで、リラックスした状態で手術を受けることができます。
お眠りになられる方も少なくありませんが、手術は眠っている間でも行えますので、どうぞリラックスして手術をお受けください。
「骨造成」を行わない場合は30分程度で終了する場合もありますが、サイナスリフトなどの骨造成を行う場合は、2時間程度要する場合もあります。
鎮静状態で行うため、患者様の感覚では、実際の手術時間よりも短く感じられる場合がほとんどです。
05
経過観察
手術後は、インプラントの歯根であるチタンが骨に結合する(オッセオインテグレーション)までの間は、傷口の経過観察以外は行うことはありません。
手術直後の消毒などが終われば、およそ2カ月間は傷口を清潔に保つことが重要です。
頻繁に通院するようなことは必要ありません。
06
仮歯の型どり
インプラントの歯根(フィクスチャー)が顎の骨にしっかりと結合した時期に、仮歯を作成します。
口腔内スキャナーなどを使用して型をとり、およそ2週間で仮歯は完成します。 仮歯が入れば、通常通り噛むことはできるようになります。 この状態で使用していただきながら、噛み合わせ、審美性、清掃性などを考慮していきます。
07
最終の型取り・人工歯装着
仮歯で安定が得られ、最終的な歯の形態や材質が決まったら、最終的な歯の型どりを行います。
およそ2週間で完成します。最終的な歯が入り、調整が終了したらインプラント治療は終了となります。これ以降はインプラントのメインテナンスに移行します。
08
メインテナンス
インプラント治療のあとは、メインテナンスを行います。
当院では、患者さまそれぞれに合わせたメンテナンスプログラムを実施しています。インプラント部分だけでなく、他の歯もチェックします。歯科衛生士によるクリーニングでは、歯垢や歯石を取り残さないよう、ルーペを用いて診療しています。
ご来院されるごとにお口の状態の検査と専門的な予防処置を定期的に行なうことで、長く快適にインプラントをお使いいただけます。